バックナンバーのご案内
次号≪

390 / FEBRUARY
2014年2月号
金管プレイヤーのための「オートマチック・エコ奏法」:アンブシュアと発音で最も大切なことby金澤茂/フレンチホルン・マウスピースガイド:市販マウスピース一挙紹介!/トランペットセクションが語るコンセルトヘボウ管弦楽団の魅力/ヒストリカル・ファゴットその玄妙・知的な世界:村上由紀子/ヤナギサワ新アルトSax「WOシリーズ」を吹く!/ユーフォニアム牛上隆司:リサイタルとCD録音の軌跡/こんなにあるワーバートンの演奏支援ツール/日本管打楽器コンクールで大賞受賞:クラリネット箱崎由衣/関西トランペット協会フェスティバル/楽器学のすすめ/他
2014年1月20日発売 ¥838(税抜き)
≫
特集
フレンチホルン・マウスピース・ガイド
定番マウスピースから最新トレンドまで
一説によると「ホルンプレイヤーこそマウスピースおたく」なんだとか……。注ぎ込んだお金は100万円は下らないという人は少なくないという。
そんなことで、トランペットとトロンボーンに続き読者からも要望が多かったホルンの市販マウスピース・ガイドをここに一挙掲載!
コンセルトヘボウ管弦楽団の魅力!
「互いによく聴き合い一緒に演奏する楽しみを共有…」
各セクションにソリスト級の名手をそろえるだけでなく、合奏精度の高さでも世界最高レベルのオーケストラとして知られるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が昨年11月に来日。東京公演の合間にトランペット・セクションの4人がヤマハアトリエ東京に集まった。
オートマチック・エコ奏法by 金澤 茂
金管楽器のアンブシュアと発音で最も大切なこと
金管楽器の奏法についてはさまざまな教則本が世に出て百人百様のレッスンが行われているが、意外にもすべての金管楽器に通じる「シンプルで最も大切な原則」が見落とされがちだ。元東京交響楽団トロンボーン奏者の金澤茂さんが解説する。
ヒストリカル・ファゴット村上由紀子
ファゴットの真髄は通奏低音にあり
「全ての音をきれいに並べるのではなく、いかにだいじでない音を捨てるかなんです」……オランダを拠点にヨーロッパと日本で活躍する村上さんにヒストリカル・ファゴットと古楽の演奏世界を聞く。
ユーフォニアム牛上隆司
「リンコラの協奏曲を録音できるまでに13年かかった」
2000年の第1回リサイタルとデビューアルバム「ユーフォリア」の発売以来、リサイタルとCDのリリースをセットでこなして来た牛上さん。5枚目となる今回のCDは2000年以来取り組んで来た難曲を録音した「渾身の一作」となった。
WOシリーズを吹く!
栃尾克樹さんが試奏
1月21日にヤナギサワの新アルトサクソフォーン「WOシリーズ」が全国で発売される。材料や設計のすべてを見直して旧モデルを大幅にグレードアップさせた話題のニューモデルを、東京佼成ウインドオーケストラやソロで活躍する栃尾克樹さんが試奏した。
楽器学のすすめ
第10回:管楽器の設計(3)
「物理は苦手」という人も、管楽器奏者であればこれだけは知っておきたい……。長年管楽器の設計に携わった著者が、演奏者や修理技術者たちの素朴な疑問をもとに「生きた楽器学」を提供するシリーズ。
ワーバートンの演奏支援ツール

プレイヤー目線に立った開発とは正にこのこと。「どうやったらもっと効率良く上達できるか」の視点で生まれたワーバートン氏のアイデア商品の数々をご紹介。
KTPAフェスティバル

発足5年目を迎えた関西トランペット協会が11月に5回目のトランペットフェスティバルを開催。各音大アンサンブルや日本音コン1位入賞者の競演、レクチャー、講演など今回も充実したプログラム。
トピックス
箱崎由衣
連載・コラム・その他
中川英二郎のトロンボーンアルバム/姿勢・筋肉・舌の使い方
マルチで単身欧州巡業!ブッパータール(1)
平野公崇の多事奏音/続・音程
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/MCOの2013年〆のコンサート
ナイディック&大島クラリネット講座/クラリネット五重奏曲(その2)
ロジャー・ボボの考えるTuba/練習のやり過ぎは危険だ!
スクランブル/水野信行ホルン生活50年記念コンサート
僕のマイスター武者修行/クリスマスの教会で演奏して分かったこと
サクソフォン有村純親の録音ノート/ヒンデミットでテナーSaxを使った理由
PRODUCTS
ユーベル・クラリネット
ハンス・ホイヤー「K10」
CD評
木幡一誠の今月のCD
その他
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室