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382 / JUNE
2013年6月号
トランペットの「暗黒時代」に鳴り響いた超ハイノート!:島田俊雄/リポート:第8回神戸国際フルートコンクール/ジークリート「ホルンコール」の妖精:アナミア・ラーソン/タイ発の中低音金管フェスト「テューバマニア」の熱気を体験した/短期集中連載(日):エリザ・ホールとドビュッシー「ラプソディ」をめぐる謎/クリーブランド管弦楽団首席Trpマイケル・サックスのトランペットコラム(日):オーケストラ曲でトランペットをどう使い分けるか?/欧州最大のトロンボーンの祭典「スライドファクトリー2013」/楽器学のすすめ(水):管楽器の発音/グレン・ヴォンローイ/他
2013年5月20日発売 ¥838(税抜き)
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特集
トランペットの「暗黒時代」と超高音域
インタビュー:島田俊雄
ハイドンやモーツァルトが限定的なトランペットの使い方をしていた時代、一部の作曲家たちはナチュラルトランペットの超高音域を駆使した曲を書いていた。日本ではあまり演奏されないそうした作品でリサイタルを行った島田俊雄さんに聞く。
第8回神戸国際フルートコンクール
ジャコーとカルデリーニが共に1位を分け合うby吉岡美恵子

3月28日〜4月6日に神戸文化ホールで行われた第8回神戸国際フルートコンクールをリポート。日本人二人を含む6名が臨んだ本選では、木管と14Kを1次から吹き分けたジャコーと美しい音色を聞かせたカルデリーニがともに1位を分けた。
ジークフリート「ホルンコール」の妖精
アナミア・ラーソンAnnamia Larsson
異星から降り立ったような小柄な女性が、いきなりジークフリートのホルンコールの圧巻の演奏を披露!YouTubeのビデオクリップで一躍シンデレラガールになった話題の女性を、ピアノで共演した金丸智子さんがアメリカでインタビュー。
テューバマニアの熱気を体験した
ユーフォニアム奏者:赤星美沙
世界のテューバ・ユーフォニアム界屈指のイベントとして定着したテューバマニアに、ユーフォニアムの赤星さんが初参加。その熱気をリポートしてくれた。ロジャー・ボボとスティーブン・ミードも迎えて過去最大級のイベントに。
オーケストラ曲でTrpを使い分ける
クリーブランド管弦楽団で私はどう楽器を使い分けているか?(前編)
米国オーケストラ・トランペット界の第一人者が、オーケストラ曲で各種トランペットを使い分ける実践例を公開。
エリザ・ホールと「ラプソディ」の謎
ドビュッシー唯一のSax曲を委嘱した米国の女性サクソフォン奏者
史上初の女性サクソフォニストという以上に、ドビュッシー唯一のサクソフォン曲を委嘱した裕福な女性として知られるエリザ・ホール。彼女と《ラプソディ》をめぐる多くの謎を検証する。
楽器学のすすめ
第4回:管楽器の発音(日)
「物理は苦手」という人も、管楽器奏者であればこれだけは知っておきたい……。長年管楽器の設計に携わった著者が、演奏者や修理技術者たちの素朴な疑問をもとに「生きた楽器学」を提供するシリーズ。
スライドファクトリー2013

世界から数多くのゲストを迎え、オランダのロッテルダムで開催された欧州最大のトロンボーンの祭典を詳細リポート。参加者の声も聞いてみた。
トピックス
グレン・ヴォンローイ
連載・コラム・その他
オレゴンでマルチな音楽生活を楽しむ(Part1)/飯森理信
講座リポート/ジストニアからの帰還
寄稿/プシェミスル・ヴォイタの初CD録音記
中川英二郎のトロンボーンアルバム/練習嫌いは筋金入り
DAIROの「白バリ」道中記/白バリ吹きの裏芸
平野公崇の多事奏音/ケニー・ギャレットをレッスンした話
吉井瑞穂のヨーロッパ通信/バーレーン王国でガラコンサート
ナイディック&大島クラリネット講座/《GRA》冒頭から最初の「終止」まで
ロジャー・ボボの考えるテューバ/94人は一体どうなる?
名フィル首席Trb田中宏史さんのリサイタル
僕のマイスター武者修行/エッセンフィルの中西氏を中心に同窓会
プロとフルートDUOを楽しむ集い
PRODUCTS
クラリネットZoomバレル
ヤマハ・オーボエH-Limited
CD評
木幡一誠の今月のCD
その他
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室