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SEPTEMBER, 301
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2006年9月号 |
シカゴ交響楽団首席トランペット クリストファー・マーティン ポスト・ハーセスへの期待を背負って! 実に半世紀以上もシカゴ交響楽団に君臨し、数多くの伝説を築いたアドルフ・ハーセスの後任として昨年シカゴ響に入団。世界中が注目する「ハーセス・チェア」の居心地は? |
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コミック路線からエスニックまで 十亀正司マルチクラリネットの世界 日本のクラリネット界を面白くする仕掛け人! 昨年の国際クラフェストで大爆笑を誘った東京コミカル・クラリネットフィルハーモニーをプロデュースし、メタルクラリネットやアルバート式クラリネットのコレクターにして演奏家、さらにスタジオではマルチミュージシャンとしても活躍する。 |
シャープス&フラッツの堂本雅樹さんが語る バストロとテューバから拡がる世界 シャープス&フラッツのバストロンボーン奏者・堂本雅樹氏は、スタジオを筆頭に様々なジャズシーンで活躍しているだけでなく、テナートロンボーンやコントラバストロンボーン、さらにテューバまでをも巧みに持ち替える低音楽器のマルチプレイヤーとしても知られている。そんな氏の自宅を訪ね、多くの楽器コレクションを見せていただきながらマルチの秘密について伺った。 |
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世界の金管アンサンブル界への警鐘 ブラスアンサンブルは芸術?それともジョーク? 特別寄稿:ジャン=ピエール・マテ 「今や私たちが目にするのは激増する宮廷道化師の現代版。大袈裟なジョーク、悪ふざけ、ロックやポップスのヒット曲のいい加減な編曲による改悪が溢れかえり、聴衆に心の糧を提供する代わりに、聴き手が膝を叩いて大喜びすることが優先される……」 |
トランペット技術者 ボブ・リーブス マウスピースと楽器のトータルバランスを追究 トランペットのカスタマイズとマウスピースの製作で知られるボブ・リーブスが7月に来日し、日本のプレイヤーたちを相手に独自の技術を披露した。とかくマウスピースに問題の責任を押し付けがちな演奏家たちに、楽器全体をトータルで見ることの重要性を強調するリーブス氏。氏のマウスピース観も同じように全体とのバランスを重視するユニークなものだった。 |
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ソ連時代はブルジョワの楽器と蔑まれた ロシアのサクソフォン事情 ロシア唯一のサクソフォン4重奏団を主宰するバリシャーノフ氏が語る 「サンクトペテルブルグの数ある軍楽隊でもソ連時代はサックスは使われていなかった」「リムスキー・コルサコフはサクソフォンは屋外演奏には適さないと感じ軍楽隊から外してしまった」など興味深いエピソードを語る。 |
集中連載第1回:名手クリス・ゲッカーの誌上講座 ピッコロトランペットを吹く人のために ピッコロトランペットの学習法を体系づけた名手クリス・ゲッカーの優れたエチュード、『ピッコロ・トランペットのための15スタディ〜レパートリー、スタイル&道具』より集中連載 |
集中連載第5回:成澤良一 探訪・日本オーボエ史 黒船から現代までのオーボエ奏者たちの群像 |
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邦人委嘱曲の集大成アルバムをリリース 外囿祥一郎:作曲家と僕の緊張関係 |
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新連載 ロジャー・ボボの「考えるテューバ」 |
● トピックス |
日本で演奏した初の韓国人クラシック・サクソフォン奏者とその先生 |
● 連載・コラム |
佐伯茂樹の管楽器「音」故知新/R.コルサコフのアルトトランペット 濱永晋二の「管楽器Analysis」/定在波の音圧分布 中川英二郎のトロンボーンアルバム/ジム・ピューとの録音 平野公崇の「多事奏音」/ホラー DAIROの「白バリ」道中記/Summer '06 ヴィンテージなお店から/飛んで火に入る夏の窃盗団(後編) 吉井瑞穂のヨーロッパ通信/私の中の大切なもの ジョナサン・ハミルの楽隊英会話入門/「What's the concert dress?」 松本賢のバスクラ風雲録/一体誰が作ったんだ? スクランブル/栃尾克樹さんのバリトンサックスリサイタル |
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● PRODUCTS |
フィンケ・フレンチホルン |
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● CD評 |
木幡一誠の今月のCD |
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● その他 |
ニューズフラッシュ コンサートガイド 編集子の雑談室 |
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