ヴィンセント・チコヴィッツのウォームアップ教本!
LONG TONE STUDIES
◎1日の練習はこのエクササイズから!日本語訳付き!
ロングトーンスタディ

ヴィンセント・チコヴィッツのウォームアップ教本『ロングトーン・スタディーズ』に待望の日本語訳が付きました!
トランペット演奏法と指導法についてチコヴィッツ自身が語った貴重な証言や、
チコヴィッツに学んだ名手たちによる回想録や師の教本の使い方など、読み物としても大変優れています。

リラックスした息を使って練習を始めるためのエクササイズ。
すでに欧米の多くのプロたちが日々のウォームアップに取り入れています。
生前のチコヴィッツが語ったトランペット・レッスンのコンセプト(英文)、
32 ページにわたる直弟子たちが綴る恩師の回想(英文)が学習の貴重なヒントを与えます。
歴史的な写真32 点を掲載。

ボストン交響楽団首席トランペットのトム・ロルフスによるデモ演奏が素晴らしい。

※この商品にはこれまでCDが付属していましたが、版元のウェブサイトで聞いていただく方式に変更になりました。
URLは商品の目次の下に記載されております。
なお、音源を聞けるのはVC1のみとなります。(VC2は音源がありません)


● MC10010:¥4,840(税込)
●菊倍判・55ページ/日本語訳付
※日本語訳はパイパーズからご購入頂いた方にのみ、無料でお付けします。

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※海外輸入楽譜・教則本について※
製本技術や在庫保管方法が日本とは異なるため多少の擦れや傷、折れなどがある場合がございます。
内容に影響のない程度ですので、ご購入の際はご了承いただきますようお願い致します。



FLOW STUDIES VOLUME 1
◎しっかりした息の流れを維持するために
フロースタディ
● MC10011:¥6,160(税込)
●菊倍判・84ページ/日本語訳付き
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なめらかな息の流れを維持しながら、無理のない音域で8分音符や16分音符の旋律パターンを
スラーで奏でる40 曲のエチュード集。
あわせてチコヴィッツのインタビュー記事を18 ページにわたり掲載(英文)。
演奏はボストン響首席のトーマス・ロルフス他


※この商品にはこれまでCDが付属していましたが、版元のウェブサイトで聞いていただく方式に変更になりました。
※ "Flow Study 1"~"Flow Study 40"が音源となります。

FLOW STUDIES VOLUME 2
◎VOLUME 1に続くスキルアップ編
フロースタディ2
● MC10012・¥6,820(税込)
●菊倍判・79ページ
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第1巻に続き52曲のエチュードを収録。ブラゼビッチなどのロシアの練習曲も含む。


※この商品にはこれまでCDが付属していましたが、版元のウェブサイトで聞いていただく方式に変更になりました。
※ "Flow Study 41"~"Flow Study 93"が音源となります。



LONG TONE & FLOW STUDIES for Trombone, Euphonium and Tuba
◎低音金管楽器版
音金管楽器版
● MC10013・¥5,940(税込)
●菊倍版・89ページ(リング製本)/日本語訳付き
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リラックスした息を使って練習を始めるためのエクササイズ。
J.フリードマン、J.アレッシ、S.ミード、M.マルケイによる推薦の言葉と本書の使い方に関するアドバイスを掲載。(英文)
トランペット版は日本や欧米の多くのプロたちが日々のウォームアップに取り入れている伝説的教本。
本書の低音金管楽器版ではトランペット版の「ロングトーン・スタディズ」より「Ⅰ」と、
同「フロー・スタディズ第1巻」を抽出し、へ音記号に書き直している。


Vincent Cichowicz
ヴィンセント・チコヴィッツ(1927~2006)


シカゴ響での指定席は首席Tpアドルフ・ハーセスの隣。
かたや、その門下からボストン響首席トム・ロルフスを初め超一流の名手を数多く世界に送り出した伝説的名教師として知られる。
没後10年以上を経た現在でも、氏の教えをウォ―ムアップやエアの流れ、スキルアップに使う欧米一流プレイーヤーが多い。



■出版のいきさつ■


 『2010年7月、Mark Dulin(オハイオのAkron大学Tp教授)が、私の亡父ヴィンセント・チコヴィッツが生前Tpレッスンに使っていた譜面の編集出版企画を提案して来た。私は2つの理由でためらった。
 まず、晩年の父は、私がこの話を持ち出しても乗って来ようとしなかった。父は生徒一人一人を直接教えるレッスンがベストであると考え、著書を世に問うことなど一切考えていなかった。
 編集企画に乗り気になれなかった理由の2つ目は、彼が父の教え子ではなかったことである。Markは父と同じ部屋でレッスンを受けたことは1度もなかった。電話で父と話したことさえなかった。
 しかし、一方で私はこうも考えた。今まで、ヴィンセント・チコヴィッツの教え子たちの中で誰がこのような仕事を進んで引き受けようとしただろう?  息子である私ですらそんなことは考えなかった。私自身はそんな仕事を引き受けるに値しないと思っていたのだ。そう考えて行くと、Markは編集者としてうってつけの人ではあるまいかと考えるようになった。

 私は、この3部作“Long Tone Studies(CD1枚付き”、“Flow Studies 第1巻”(CD1枚付き)、“Flow Studies 第2巻(CD2枚付き)”を出版するに当たって、この父の懸念を少しでも緩和しようと努めた。 父のレッスンを長年月にわたって直接受け、その後自らの力で立派な地位を築き上げた方々に、父がレッスンでどんな言葉を使って表現したのか教えを乞うことにしたのだ。
 私は、収録した言葉の数々を若い人たちが読んで理解を深めてほしかったのだ。同じ部屋で1対1で父のレッスンを受けるようには行かない。そんなことは百も承知だ。 しかし、本書に登場する直弟子の皆さんは、父にとっては一人一人が最高の音楽家である。 生前の父は「これほど多くのたぐい稀なプレイヤーたちが自分とノースウエスタン大学を選んでくれた。望外の幸せだった」と繰り返し繰り返し話していた。 その昔、父が教えたきわめて優れた才能に恵まれた教え子たちの言葉の助けを得て、読者の皆さんが父のレッスンを理解して進歩されることを願っている。
 Markは父の教え方を非常に尊敬していた。彼は偏見にとらわれずに編集を進め、可能な限り正確に本の形に再現できる人物であった。 彼には、父が教えた直弟子たちに間違いなく父がレッスンで使ったものであるかどうかを確認してもらった。Markはその通りにしてくれた。

 結論を述べておきたい。人並外れた洞察力を持った亡父が、生徒のレベルをアップするために、その生徒を細かく分析し、毎週毎週、毎月毎月、レッスン・ルームで時を過ごす。 書物がその代わりをすることは絶対にあり得ないと言っておきたい。
 しかし、私は3冊の本を出版すれば、未来の世代のプレイヤーたちがより優れた演奏者になるためのささやかな手助けになるかも知れないと考える。
 幸いなことに、ヴィンセント・チコヴィッツの教えを直接受けた人たちは、トランペットを取り上げ唇にセットするたびに、彼の声が心の奥底から聞こえて来て、 常に変わらぬ洞察に富んだ指示を思い出すことができる。私もTpを吹くたびに父の声はいつも聞こえてくる。
 願わくは、父が会えたらさぞ喜んだであろう若い世代のプレイヤーの皆さんたちにとって、この3部作が彼の声であらんことを。』

Michael Cichowicz

 『現代の若い世代のTp吹きと同様、私もヴィンセント・チコヴィッツ氏のレッスンを受けたことはない。
しかし、何千人ものプレイヤーたちと同じく、彼のレッスンを受けた人たち、彼と共演した人々、あるいは当時のシカゴ交響楽団の録音を聞くことでチコビッツの影響を享受し続けてきた。
 本書はチコヴィッツ氏の教えを成文化したものでは決してない。彼はトランペット教本を一切書こうとしなかった。 偉大な教育者たちと同様、彼は万能フリーサイズ方式の教え方を排したのだ。とは言うものの、チコヴィッツの子息マイケルとの共同作業で集めたチコビッツ自身とその直弟子たちの言葉が 今は亡き先師の世界を覗き見る窓となってくれますように。』

編集企画担当Mark Dulin