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ロンドンの主要オーケストラで客演首席をつとめる
クラリネット橋本杏奈さんの「現在」


イギリス室内管弦楽団とコンチェルト・デビューして10周年、と言ってもまだ20代半ば。そんな橋本さんが、今ではBBC響やフィルハーモニア管などで客演首席を務め、ソロ、室内楽、指導にと活躍の場を拡げている!


 ―― 先日、クラシック音楽の動画サイトでBBC交響楽団のプロムス・コンサートを観ましたら、橋本さんがE♭クラリネットを吹いていました。
橋本 えー、私それ全然知りません(笑)。何のコンサートだろう?
 ―― ふだんは客演でトップの席に座っていらっしゃるんですよね?
橋本 はい。BBC交響楽団はゲスト(客演首席)ですが、他にフィルハーモニア管弦楽団や幾つかのオーケストラにトライアルで乗っています。
 ―― トライアルというのは正式に採用される前の日本でいう「試用期間」ですか。
橋本 そうです。イギリスはちょっと変わっていて、席が空くとオーディションが行われ、その中から5人くらいトライアルとして一緒に演奏して採用するかどうかを決める。それが何ヶ月とかじゃなく、何年も続くことがあります。そこで決まらなければ、またオーディションを行うという。
 ―― BBC交響楽団で最初に1番を吹いたときはどんなお気持ちでした?
橋本 最初のときは大変でした。朝起きてパジャマ姿でコーヒーを煎れてたら、突然、携帯にオーケストラから電話がかかってきたんです。「首席が体調を崩して出られなくなった。あと1時間で来られるか?」って。咄嗟に「行きます!」と答えました。でも、考えてみたらそこに行くだけでも1時間以上はかかる(笑)。すぐに着替えてタクシーを呼び車に飛び乗ったんですが、乗ってから、どんな曲をやるのか、楽器は何を使うのかも教えてもらっていないことに気づいて(笑)。…… (続きはこちら







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